シマンテック、電子メール用セキュリティアプライアンス市場に参入へ

Dawn Kawamoto(CNET News.com) 2005年01月24日 17時55分

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 セキュリティソフトウェア大手のSymantecは米国時間24日に、電子メール用セキュリティアプライアンス市場への参入を発表する予定だ。この動きにより、Symantecはさらに多くの企業と競合するようになるが、そのなかには、現在パートナー関係にあるIronPortも含まれる。

 IronPortは、複数の企業から提供されるセキュリティソフトウェアを自社のアプライアンスとバンドルして販売するメーカー。同社も24日に、新たに提携関係を結んだ企業を数社発表する予定で、Symantecとの4年間の契約延長もこれに含まれる。しかし、これまで良好だったIronPortとSymantecの関係は、最終的に悪化するだろうと予想する業界アナリストもいる。

 「短期的視野に立つと、(IronPortとの契約延長は)Symantecにとって好機となる。自社のウイルス対策ソフトを提供する新しいチャネルを手に入れることになるからだ」とIDCで情報セキュリティリサーチ・マネージャーを務めるBrian Burkeはいう。「しかし長期的に見ると、2社は最終的に競合関係になる。両社の関係は壊れると私は予想している」(Burke)

 Symantecは2月から電子メール用セキュリティアプライアンスを提供開始する予定だ。同社は8100シリーズと8200シリーズという2つの製品ラインを用意する。

 8100シリーズは、企業ネットワークに侵入する前に迷惑メールの50%を遮断するように設計されている。これは、企業がネットワーク上にハードディスクを増設してストレージ容量を確保するコストを削減できることを意味する。同シリーズ唯一のモデルである「8160」は4995ドルで提供される予定。これはハードウェアのみの価格で、ソフトウェアライセンスは含まれていない。

 8200シリーズには2つのモデルがある。両モデルともゲートウェイ上でスパム対策やウイルス対策、電子メールファイアウォールの各機能を実現する。

 「8200シリーズは、ゲートウェイレベルで95%のスパムを突き止めることができる。誤検知は電子メール100通中1通と見ている」とSymantecのセキュア電子メールソリューション製品マネージャーDaniel Freemanは説明する。

 8200シリーズには、100〜1000ユーザー向けに設計された「8240」と、1000ユーザー以上向けの「8260」がある。価格はそれぞれ、1995ドルと4995ドル。これには、ソフトウェアライセンスやコンテンツサブスクリプション料金は含まれていない。

 一方、IronPortの電子メールアプライアンスは大企業やISPでの利用を想定して作られている。アナリストらは、IronPortの製品は、Symantecのスパム/ウイルス対策機能を搭載したハイエンドモデル8260と競合すると見ている。

 それでも、IronPortのマーケティング担当シニアバイスプレジデントTom Gillisは、Symantecの電子メールアプライアンス市場への参入を懸念していないと述べる。

 「Symantecとは今後も良好な関係を維持できると確信している」とGillisはいう。

 IronPortはSymantecとの間で延長した契約の一環として、自社アプライアンス製品にSymantecのウイルス対策技術を搭載する予定だ。これまでIronPortは、Symantecのスパム対策ソフトウェアのみを採用し、ウイルス対策にはSophosの製品を利用していた。

 Gillisは、今回の提携によりIronPortの顧客は、ウイルス対策技術としてSymantecとSophosのどちらかを選択できるようになる、と述べている。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。

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