オラクル、大幅な増益予想を発表

Dawn Kawamoto (CNET News.com) 2005年01月27日 14時35分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 Oracleは米国時間26日、PeopleSoftの吸収が進むことで、今後6四半期にわたって収益が大幅に伸びるとする予測を示した。

 同社は、6月中旬決算の2005年度に、24%増の1株あたり62セントの見積利益を計上する見通しを明らかにした。また、2006年度についても22〜28%増となる1株あたり76〜80セントの見積利益を目指しているとした。

 2005年の予想はアナリストらの予想と一致しており、2006年の予想はウォールストリートが現在予想している1株あたり70セントを上回っている。

 Oracleは、先ごろ買収したPeopleSoftの併合が順調に進んでおり、買収した新事業部が2005年と2006年の利益成長に貢献する見通しだとしている。

 First AlbanyのアナリストMark Murphyは、「Oracleの2006年の見通しは、同社のビジネスに対する強い自信と収益力を示している。これはPeopleSoftが現時点での利益予測に極めて大きく貢献することを明確に示唆するものだ」と語った。

 PeopleSoft関連ビジネスからの利益の伸びは全体の3分の1以上を占めると予想されているが、それでも最も大きく貢献するのはコスト削減とOracleデータベースの販売増になると、Murphyは述べている。

 「施設や人員の重複解消によるコスト削減もあるが、MicrosoftやIBMのデータベースを使っているPeopleSoft顧客の乗り換えによってOracleデータベースの販売増も貢献するだろう」(Murphy)

 Oracleは、12月中旬に発表した2005年度第2四半期決算で純利益が32%増となったが、この増益は主としてデータベースソフトウェアの好調な売り上げによるものだった。同社の第2四半期の純利益は8億1500万ドル(1株あたり16セント)。これに対し、前年同期の純利益は6億1700万ドル(1株あたり12セント)だった。

 一方、OracleのライバルであるSAPも26日に好調な四半期決算と年度決算を発表した。同社の2004年度の純利益は前年同期比22%増、また前四半期比では29%増だった。SAPでは、ソフトウェア関連の売上が2005年度は10〜12%増、純利益もおよそ14%増となると予想している。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
関連キーワード
ビジネスアプリケーション

関連ホワイトペーパー

SpecialPR

連載

CIO
藤本恭史「もっと気楽にFinTech」
Fintechの正体
内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」
情報通信技術の新しい使い方
米ZDNet編集長Larryの独り言
谷川耕一「エンプラITならこれは知っとけ」
田中克己「2020年のIT企業」
大木豊成「Apple法人ユースの取説」
デジタル未来からの手紙
モノのインターネットの衝撃
松岡功「一言もの申す」
三国大洋のスクラップブック
大河原克行のエンプラ徒然
今週の明言
アナリストの視点
コミュニケーション
情報系システム最適化
モバイル
通信のゆくえを追う
スマートデバイス戦略
セキュリティ
ネットワークセキュリティ
セキュリティの論点
スペシャル
de:code
Sapphire Now
VMworld
HPE Discover
Oracle OpenWorld
Dell World
AWS re:Invent
PTC LiveWorx
デプロイ王子のテクノロジ解説!
古賀政純「Dockerがもたらすビジネス変革」
誰もが開発者になる時代 ~業務システム開発の現場を行く~
さとうなおきの「週刊Azureなう」
より賢く活用するためのOSS最新動向
「Windows 10」法人導入の手引き
北川裕康「データアナリティクスの勘所」
Windows Server 2003サポート終了へ秒読み
米株式動向
Windows Server 2003サポート終了
実践ビッグデータ
中国ビジネス四方山話
日本株展望
ベトナムでビジネス
アジアのIT
10の事情
エンタープライズトレンド
クラウドと仮想化