「ベンチャー精神の復活を」--セイコーエプソン、花岡副社長の社長就任を発表

永井美智子(CNET Japan編集部) 2005年02月23日 19時50分

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 セイコーエプソンは現在代表取締役副社長を務める花岡清二氏が4月1日付けで代表取締役社長に昇格する人事を2月22日に発表した。同日開催した取締役会で決定した。

 これに伴い、現在代表取締役社長の草間三郎氏は代表取締役会長に、同取締役会長の安川英昭は取締役相談役にそれぞれ就任する。

セイコーエプソンの次期社長に内定した代表取締役副社長の花岡清二氏(右)と、会長になる代表取締役社長の草間三郎氏(左)

 今回の人事について草間氏は、社長就任当時から任期を4年と定めていたと話す。「社長に就任した時点から(次の社長候補は)花岡しかいないと決めていた」(草間氏)。技術者として30年にわたりプリンタ事業に携わったほか、電子デバイス事業や新規事業開発などさまざまな事業を経験してきたことなどを評価している。

 花岡氏は「情報関連事業とデバイス事業の2つが会社の両輪として健全に回っていることが理想だが、これまでそれが成し得たことはなかった」とした上で、情報関連事業は市場のニーズを先取りした商品の開発を、デバイス事業は市況に左右されない経営体質を作ることを目標として掲げた。また、現在の課題について聞かれると、「セイコーエプソンはもともと自由に議論を行って事業を進めていく会社だったが、1990年代に急成長したことでそういった雰囲気が薄れてきている。ベンチャー精神を忘れてはいけない」と話した。

 花岡氏は1947年長野県生まれの57歳。1970年に東北大学工学部を卒業後、セイコーエプソンに入社し、Epson America, Inc.副社長などを務めた。2003年4月より現職。

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