マイクロソフト:「悪質なコードに気を付けろ」

Matt Hines (CNET News.com) 2005年02月14日 10時38分

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 Microsoftは、同社のソフトウェアに見つかった脆弱性を悪用する「実証」用のサンプルコードが公開されたことを受け、この脆弱性を修正する最新のセキュリティパッチを適用するよう顧客に呼びかけた。

 同社は米国時間10日夜、自社ウェブサイトに掲載した告知のなかで、Finjan SoftwareとCore Security Technologiesの2社が明らかにしたあるサンプルコードを取り上げた。このコードは、ある欠陥を悪用してシステムを攻撃する方法を解説したものだ。

 脆弱性と実証コードの開示は、ITセキュリティ業界で一般的に行われていることだが、Microsoftはこれを支持する一方で、報告された欠陥を修正するセキュリティパッチのリリースからわずか数時間後に、両社がテストコードを開示した点を非難した。

 「Microsoftは、責任ある開示がセキュリティの問題を効果的に特定/改善するための非常に重要なツールだと認識しており、引き続きこれを支持/擁護する。だが、セキュリティアップデートが公表されてから数時間後に実証コードが公開され、顧客のリスクが高まったことについては遺憾に思う」(同社告知)

 Microsoftによると、Coreのコードが公開された直後に、その一部を修正して実際に悪質なコードを書いた個人がすでに出ており、この悪質なコードが同社のパッチを適用していないコンピュータを攻撃の危険にさらす可能性があるという。

 FinjanはOffice XPにある重大な問題を公表したが、Microsoftはこの問題を修正するセキュリティパッチのリリースと同じ日に実証コードを公開したとして、Finjanを非難した。

 一方Coreは、WindowsやMSN Messengerで採用されているPNG(Portable Network Graphics)処理技術に重大な問題が見つかったことを公表した。MicrosoftはCoreも、この問題に対処するパッチがリリースされたのと同じ日に実証コードをウェブで公開したと述べている。

 Microsoftの考えでは、FinjanとCoreはともに「妥当な時間」を置いてから実証コードを公開するという研究者間の暗黙の了解を無視したという。セキュリティ業界ではこのようなやり方をすることが一般的に受け入れられており、これによって顧客は必要なセキュリティアップデートのダウンロード/テスト/導入を行うことが可能になるとMicrosoftは述べている。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。

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