Windows Server 2003 SP1を間もなく提供開始

日川佳三 2005年03月29日 19時09分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 マイクロソフトは間もなく、サーバOS「Windows Server 2003」向けに、不具合の改善や新機能の追加などで構成する更新モジュール集「Service Pack 1」の提供を始める。

 公開予定日が非公開の理由について同社サーバプラットフォームビジネス本部Windows Server製品部の高沢冬樹部長は「この日に公開したいという予定日を決めているが、それまでに不具合を発見して公開日が伸びる可能性もないとは言えないので、公開予定日は非公開」としている。

マイクロソフト サーバプラットフォームビジネス本部Windows Server製品部の高沢冬樹部長

 Service Pack 1は、Windows OSのユーザーに対する保守サービスの一環として、無償で提供するサービスである。不具合を修復したモジュールであるパッチの意味があるとともに、これまで提供していなかった新たな機能を追加してOSの付加価値を高めるという意味もある。

 Service Pack 1の主な構成要素は以下の通り。まず、同社の自動更新機構であるWindows Updateを通じて提供してきた約100個のセキュリティ改善パッチのすべてを含む。これに加え、データ用のメモリー領域でアプリケーションを実行できなくしてワームの被害を防止するなど、セキュリティを高めるための各種の改善をOSに施した。

 Windows Server 2003への不正アクセスを防止するセキュリティ機能「Windowsファイアウォール」も追加した。クライアントOSであるWindows XP Service Pack 2が備えている機能と同じものを、今回新たにWindows Server 2003にも追加したかたちだ。なお、サーバOSであるため、標準では同機能を使わない設定になっている。

 Service Pack 1では、GUIを用いたウィザードを経由して、ウェブアクセスや遠隔ログインなど各種のネットワーク・アプリケーションを起動しないようにしたり、アプリケーションが使用するTCP/IPポートを塞いだりすることが簡単に設定できる。Service Pack 1の適用によって多くのユーザーはセキュリティを高めるために必要のないサービスを止めることになるため、副作用として結果的にOSの動作が軽くなり、業務アプリケーションの性能も高まる。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
関連キーワード
OS

関連ホワイトペーパー

SpecialPR

連載

CIO
藤本恭史「もっと気楽にFinTech」
Fintechの正体
内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」
情報通信技術の新しい使い方
米ZDNet編集長Larryの独り言
谷川耕一「エンプラITならこれは知っとけ」
田中克己「2020年のIT企業」
大木豊成「Apple法人ユースの取説」
デジタル未来からの手紙
モノのインターネットの衝撃
松岡功「一言もの申す」
三国大洋のスクラップブック
大河原克行のエンプラ徒然
今週の明言
アナリストの視点
コミュニケーション
情報系システム最適化
モバイル
通信のゆくえを追う
スマートデバイス戦略
セキュリティ
ネットワークセキュリティ
セキュリティの論点
スペシャル
de:code
Sapphire Now
VMworld
HPE Discover
Oracle OpenWorld
Dell World
AWS re:Invent
PTC LiveWorx
デプロイ王子のテクノロジ解説!
古賀政純「Dockerがもたらすビジネス変革」
誰もが開発者になる時代 ~業務システム開発の現場を行く~
さとうなおきの「週刊Azureなう」
より賢く活用するためのOSS最新動向
「Windows 10」法人導入の手引き
北川裕康「データアナリティクスの勘所」
Windows Server 2003サポート終了へ秒読み
米株式動向
Windows Server 2003サポート終了
実践ビッグデータ
中国ビジネス四方山話
日本株展望
ベトナムでビジネス
アジアのIT
10の事情
エンタープライズトレンド
クラウドと仮想化