マイクロソフト、Itanium版Longhorn Serverの発売をコミット

Stephen Shankland(CNET News.com) 2005年04月11日 19時45分

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 Microsoftは米国時間11日に、Intelと共同でハイエンドプロセッサ向けWindowsの新たな販促活動を開始することになっているが、この一環として同社はまもなく登場するLonghorn ServerのItaniumバージョンを発売することを明らかにした。

 現在、Windows Serverは、その大多数がIntelのXeonやAdvanced Micro Devices(AMD)のOpteronといったx86プロセッサ搭載サーバで稼働している。Itaniumはx86チップとはほとんど互換性がなく、それほど普及していないため、MicrosoftにとってItaniumのサポートはあまり重要ではなかった。

 しかし、Intelならびに同社とItaniumを共同開発したHewlett-Packard(HP)の世界観にMicrosoftが同調し始めたことから、こうした状況は徐々に変化し始めている。Microsoftも、IntelやHPと同様に、Itaniumを使って、負荷の高い、非常に重要なタスクをこなす巨大なマルチプロセッササーバの市場に進出したいと考えている。

 Windows Server部門のシニアバイスプレジデント、Bob Mugliaは、「われわれはこれまでもっと立場をはっきりさせておくべきだった」と述べ、さらに「われわれがにコミットしているのはXeonだが、Itaniumも強力に支持していく」とインタビューの中で語った。

 Muglia によると、MicrosoftはItanium支持の一環として、x86版Longhorn Serverをリリースする2007年に、同ソフトウェアのItanium版も発売するという。また、同社はこのほか、「Route64」というイベントを複数の都市で行ない、64ビットプロセシングの利点を宣伝していく。

 さらに、MicrosoftはHPから1600台のItaniumサーバを購入する予定だ。HPのBusiness Critical Serverグループ、シニアバイスプレジデントのRich Marcelloは、「(MicrosoftによるItaniumサーバの購入は)Itaniumの発売以来、最も大規模なオーダーになるだろう」と語った。

 これと対照的に、これまでHPがItaniumに関してMicrosoftと進めてきた話し合いのなかでは、Longhorn Serverが話題に採り上げられることさえなかったという。「われわれはそれについて議論する時間的余裕がなかった」(Marcello)

 Itaniumは、64ビット拡張機能を備え、4Gバイト以上のメモリが容易に扱えるようになっている。この機能は、Scott Erkonenのような顧客にアピールするものだ。Premier Bank Cardのネットワーキング担当マネージングオフィサーである同氏は、12基のItaniumプロセッサと24Gバイトのメモリを搭載した「HP Integrity」サーバでビジネスインテリジェンスソフトを動かしている。Erkonen によると、Premier Bank Cardは、かつて使用していたXeonサーバを現在のItaniumサーバに切り換えるまで、有用な情報の読み込み/処理/抽出といった負荷の高いタスクに処理に対応しきれずにいたという。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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