セキュリティフライデーは4月15日、ファイルサーバへのアクセスを監視して情報漏えい対策とするソフト「VISUACT-G システム」の販売を開始した。Active Directoryを導入したWindowsネットワーク環境下で動作する。
同システムは、以下の3種類のソフトで構成する。(1)Windowsファイルサーバへアクセスする際のネットワーク・パケットをログ化するVISUACT-G、(2)Active DirectoryのDC(ドメインコントローラ)へアクセスするネットワーク・パケットのログを取得するVISUACT-DC、(3)VISUACT-GとVISUACT-DCのログ情報を統合するVISUACT-R、である。
ネットワークパケットを監視するため、既存のサーバやクライアントに別途ソフトをインストールする必要がない。パケットを保存するものの、ログの大きさはパケットサイズの1000分の1程度で済む。Windowsファイルサーバのほか、SambaなどWidnowsのファイル共有機能であるCIFS(Common Internet File System)を利用するあらゆるファイルサーバに対するアクセスログの収集が可能である。
価格は、VISUACT-Gが250万〜700万円、VISUACT-DCが19万8000円、VISUACT-Rが100万円。同社では、発売初年度に30セット、1億円の販売を見込む。