オンラインカレンダーアプリ「Trumba」の評判

Chris Jablonski 2005年05月10日 21時00分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 3月にCNET News.comでお伝えした通り、Trumbaはオンラインカレンダーアプリケーションだ。ユーザーはTrumbaを使って、スケジュールを管理したり、ウェブを介して知人と情報共有したりすることができる(同アプリケーションのスクリーンショットはこちら)。同アプリは、4月中旬から無料ベータ版が提供され始めた。Alex BosworthやDavid AscherなどのブロガーはこぞってTrumbaを試し、同アプリに対して好意的な意見を述べている。RedMonkのStephen O'Gradyはブログのなかで、デザインは上出来だし、時差を管理する機能などは特に優れていると述べている。

 だがO'Gradyも不満がないわけではなさそうだ。同アプリは、iCalやCSV、txt、vcs、Excelのxlsなどのさまざまなファイル形式と互換性があるとされているにも関わらず、一部のiCalファイルをインポートできない、と同氏は述べている。

 O'Gradyは、Trumbaのように洗練されたカレンダーアプリに対する需要が今後高まるだろうと予測し、その理由として以下3点を挙げている。

  • ここ数年、この分野では全く進歩が見られなかった。
  • 誰もが、さまざまな予定を抱えている。
  • 誰もが、カレンダーアプリをモバイル端末(少なくとも携帯電話)からも操作したいと望んでいる。

 Trumbaには広告が掲載されない。そのため、同アプリを利用するユーザーは、年間40〜50ドルを支払う必要がある。ただし、無料のカレンダーサービスを捨ててTrumbaに乗り換えるようユーザーを説得できなかったら、このアプリはおしまいだ。Bosworthによると、Trumbaには強烈な訴求力を持つ機能が欠けているという。しかし、同氏はこのアプリケーションがスケジュール管理を社会活動の一環として捉えている点を評価する。機能強化や操作性の向上といったことはさておき、Trumbaの成功は、コミュニティ・スピリッツをユーザーの間で醸成し、Craiglistのように繰り返しアクセスしてもらえるかにかかっている。Craigslistは、バナー広告のないすっきりしたデザインの無料コミュニティサイトで、18人のスタッフによって運営され、利益優先の営業をしていないにも関わらず、1カ月あたり20万ページビューを稼ぎ出している。

 なお、Trumbaの正式版は2005年夏にリリースされる予定だ。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
関連キーワード
経営

関連ホワイトペーパー

SpecialPR

連載

CIO
藤本恭史「もっと気楽にFinTech」
Fintechの正体
内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」
情報通信技術の新しい使い方
米ZDNet編集長Larryの独り言
谷川耕一「エンプラITならこれは知っとけ」
田中克己「2020年のIT企業」
大木豊成「Apple法人ユースの取説」
デジタル未来からの手紙
モノのインターネットの衝撃
松岡功「一言もの申す」
三国大洋のスクラップブック
大河原克行のエンプラ徒然
今週の明言
アナリストの視点
コミュニケーション
情報系システム最適化
モバイル
通信のゆくえを追う
スマートデバイス戦略
セキュリティ
ネットワークセキュリティ
セキュリティの論点
スペシャル
de:code
Sapphire Now
VMworld
HPE Discover
Oracle OpenWorld
Dell World
AWS re:Invent
PTC LiveWorx
デプロイ王子のテクノロジ解説!
古賀政純「Dockerがもたらすビジネス変革」
誰もが開発者になる時代 ~業務システム開発の現場を行く~
さとうなおきの「週刊Azureなう」
より賢く活用するためのOSS最新動向
「Windows 10」法人導入の手引き
北川裕康「データアナリティクスの勘所」
Windows Server 2003サポート終了へ秒読み
米株式動向
Windows Server 2003サポート終了
実践ビッグデータ
中国ビジネス四方山話
日本株展望
ベトナムでビジネス
アジアのIT
10の事情
エンタープライズトレンド
クラウドと仮想化