人事業務パッケージのアイテックスがiStudyを自社ブランドで出荷、自社製品とデータ連携

日川佳三(編集部) 2005年05月13日 19時58分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 人事アプリケーション・パッケージの販売と人事システム構築を手がけるアイテックスは7月末、同社の人事アプリケーション「ePro_St@ff」のオプション製品として、人材活用・教育アプリケーション「ePro_Study」を出荷する。価格は520万円程度。従業員1000人未満の中小規模事業者を中核ターゲットに、今後2年間で20本、2億円の売上を見込む。

 ePro_Studyは、主にITエンジニアに向けた学習ソフトとeラーニング事業を手がけるシステム・テクノロジー・アイが開発したスキル診断・学習管理アプリケーション「iStudy Enterprise Server V2」のOEM(相手先ブランドによる生産)供給を受けたソフトである。ePro_St@ffのオプションとして販売する。企業の戦略的人材活用を目的とする点で両社のソフトは共通しており、Javaアプリケーションとして実装しWebサービスとして動作する点も共通している。

 狙いはこうである。システム・テクノロジー・アイは今回、新たに新版でインターフェースをWebサービス化したiStudy Enterprise Server V2を開発するとともに、アイテックスの人事アプリケーションと連携させて販売機会を増やす。アイテックスはシステム・テクノロジー・アイのソフトを自社製品と連携する自社ブランド製品とすることで、自社製品の販売機会を増やすとともに派生ビジネスの規模を拡大する。

 ePro_St@ffは、人事・給与・就業管理など企業の人事業務をパッケージ化したJavaベースのWebアプリケーションである。一方、ePro_Studyは、従業員による自己スキルの診断と登録・申請、学習状況の管理機能と、企業による人材の評価・活用のための情報分析機能で構成するJavaベースのウェブアプリケーションである。システム・テクノロジー・アイが開発したデータ連携アプリケーションを用いて、ePro_St@ffとePro_Studyとの間で互いが管理するデータを互いに反映しあう運用が可能である。

 ePro_St@ffとePro_Studyの稼動環境は、出荷当初は、米IBMのJavaアプリケーション・サーバ「WebSphere」シリーズとなる。WebSphereのWebサービス通信機構を用いて、ePro_St@ffとePro_StudyがSOAP(Simple Object Access Protocol)で通信し合いデータ連携する。データベース管理システムやOSの種類は問わない。

 アイテックスとシステム・テクノロジー・アイの両社は6月29日、ePro_Studyの販促活動の第1弾として、企業の人事担当者を対象としたセミナーを共同で開催する。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
関連キーワード
ビジネスアプリケーション

関連ホワイトペーパー

SpecialPR

連載

CIO
藤本恭史「もっと気楽にFinTech」
Fintechの正体
内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」
情報通信技術の新しい使い方
米ZDNet編集長Larryの独り言
谷川耕一「エンプラITならこれは知っとけ」
田中克己「2020年のIT企業」
大木豊成「Apple法人ユースの取説」
デジタル未来からの手紙
モノのインターネットの衝撃
松岡功「一言もの申す」
三国大洋のスクラップブック
大河原克行のエンプラ徒然
今週の明言
アナリストの視点
コミュニケーション
情報系システム最適化
モバイル
通信のゆくえを追う
スマートデバイス戦略
セキュリティ
ネットワークセキュリティ
セキュリティの論点
スペシャル
de:code
Sapphire Now
VMworld
HPE Discover
Oracle OpenWorld
Dell World
AWS re:Invent
PTC LiveWorx
デプロイ王子のテクノロジ解説!
古賀政純「Dockerがもたらすビジネス変革」
誰もが開発者になる時代 ~業務システム開発の現場を行く~
さとうなおきの「週刊Azureなう」
より賢く活用するためのOSS最新動向
「Windows 10」法人導入の手引き
北川裕康「データアナリティクスの勘所」
Windows Server 2003サポート終了へ秒読み
米株式動向
Windows Server 2003サポート終了
実践ビッグデータ
中国ビジネス四方山話
日本株展望
ベトナムでビジネス
アジアのIT
10の事情
エンタープライズトレンド
クラウドと仮想化