スペースタグ、ウィンドウズ向けオープンソースサーバソフト統合パッケージを提供

エースラッシュ

2005-05-16 17:53

 スペースタグは5月16日、オープンソース統合パッケージの新バージョン「SpaceTag Server 1.0.05」および、オープンソースのコンテンツ管理システム「XOOPS」を「SpaceTag Server」向けにカスタマイズした「XOOPS for SpaceTag Server」の提供を開始した。「SpaceTag Server」および「XOOPS for SpaceTag Server」は、同社の公式サイト「スペースタグオンライン」から無料でダウンロードが可能だ。

「SpaceTag Server」は、Apache/PostgreSQL/Tomcatをはじめとしたオープンソースの各種サーバソフト、PHP/Perl/Javaといった開発言語などを、Windows環境へ一括導入できるようにした統合パッケージだ。利用料は年間1万2800円で、各種ソフトウェアの差分パッチを簡単に適用できるようになる。

「XOOPS for SpaceTag Server」は、コンテンツ管理システム「XOOPS」の最新バージョン「2.0.9.2」をベースとしたディストリビューションだ。アイコンのダブルクリックだけで「SpaceTag Server」へ簡単にインストールできるほか、「SpaceTag Server」には「XOOPS」に必要なApache/MySQL/PHPを含んだサーバ環境が予め構築されているため、データベースやサイト権限者のID・パスワードの設定だけで「XOOPS」を運用することが可能になる。

 同社によると「SpaceTag Server」の日本・韓国向けサービスは開始から現在に至るまで約5万本のダウンロード実績をあげており、英語と中国語にも順次対応していく予定。2006年3月までに世界中で100万本の配布を目標とし、全世界を相手にした新しいタイプの“オープンソース・サポートビジネス”を展開していくという。

スペースタグオンライン

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]