テンアートニ、自社開発ソフトへのオープンソースソフト混入を検査するサービス

ニューズフロント

2005-06-02 19:54

 テンアートニは6月2日、開発中のソフトウェアに対するオープンソースソフトウェア混入を検査するサービス「ProtexIP」の国内提供を7月中旬に開始すると発表した。テンアートニが、同サービスを米国で扱っている米Black Duck Softwareと共同で、国内企業向け提供を行う。

 ソフトウェア開発においては、オープンソースソフトウェアのソースコードを流用することで、開発効率化を図る例がある。オープンソースライセンスの種類によっては全ソースコードの公開が必要になり、公開予定のないソフトウェア開発プロジェクトでは大きな問題となる。

 ProtexIPは、ライセンス情報を収納したデータベースを参照して、検査対象ソフトウェアにオープンソースのソースコードが含まれているかどうかを調べる。これにより、商用ソフトウェアなどによるオープンソースライセンス違反の有無を確認できる。「組み込みソフトウェアやソースコードを公開しないソフトウェアの開発において、ソフトウェア知的財産の管理が容易になる」(テンアートニ)

テンアートニのプレスリリース

Black Duck Software

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]