S・バルマー:「IT産業の今後10年はさらに明るい」--TechEdカンファレンスにて

Martin LaMonica (CNET News.com) 2005年06月07日 11時27分

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 フロリダ州オーランド発--Steve Ballmerが世のテクノロジー管理者たちに向けて、「わたしたちにはあなたの悩みが分かる」というメッセージを発信した。

 MicrosoftのCEOであるBallmerは米国時間6日、同社が開催しているTechEdユーザーカンファレンスにおいて、約1万1000人の技術専門家を前に講演を行った。同カンファレンスは、Microsoftのキャンペーンの一環であると同時に、IT従事者のキャリアを考えるための催しでもある。Ballmerは、ITの機運は「拡大期」に入っていると述べている。

 「今ほど情報技術産業の動向がおもしろかったことは、かつてなかった」とBallmerは語り、聴衆のキャリア上の選択が正しかったことを肯定した。「IT産業のこれからの10年は、これまでの10年よりさらに明るいものになると約束できる」(Ballmer)

 Ballmerは講演で、各種製品の諸機能がもたらす生産性と、その可能性を強調した。同氏は、Microsoftが先ごろリリースした、開発者や管理者の業務効率を上げる製品をその一例に挙げている。

 Ballmerはまた、Microsoftが一部の同社製品向けの自動パッチ更新サービスを7月から開始することを明らかにした。「Windows Server Update Services and Microsoft Update」と呼ばれる同サービスは、単独の「アップデートカタログ」を利用して、一般ユーザー/企業ユーザー双方に定期的なアップデートを提供するものだという。

 Microsoftは今週、「SQL Server 2005」データベースおよび「Visual Studio 2005」プログラミングツールを秋にもリリースすることを発表するものと見られている。これら2つの開発関連製品は相前後してリリースされる予定だが、その期日は再三延期されてきた。

 Ballmerは基調講演で、4つのテーマに触れている。4つのテーマとはすなわち、(1)質の高いモバイルソフトウェアが実現する「新たなワークスタイル」、(2)IT運営コストの削減、(3)Microsoftによるセキュリティ向上への取り組み、(4)Microsoft製ツールおよびサーバインフラストラクチャソフトウェアのアップデートを含む、アプリケーションプラットフォーム、である。

 MicrosoftはTechEdカンファレンスで、同社がIT専門家の抱える問題を理解しており、個人に焦点を当てているという点で、競合他社よりすぐれていることをアピールしようとしている。

 Microsoftの幹部らは、「Exchange」ネットワーク管理者が情報やWindows搭載の携帯端末をリモートから管理できる将来の製品を紹介し、より洗練されたソフトウェアを利用することで、ワークスタイルがいかに変化していくかを示した。

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