アップルとインテルの提携、もう1つの見方

Dan Farber

2005-06-14 20:08

 Robert X. Cringelyが、AppleとIntelが提携した理由について、もう1つ別の説を披露している。

 この話にはMicrosoftが関係している。IntelがMicrosoftを毛嫌いしているのだ。IntelとMicrosoftの関係は常に悪かったわけではないが、ここ数年、MicrosoftはIntelの信頼を裏切って、AMDを利用するなどIntelを痛めつけるようなことをしてきた。さらに悪いことには、Intelから見ると、Microsoftはハードウェアの限界を極めようとする努力が足りない。人々がもっと頻繁にPCを買い換えなければIntelは成長できないのに、余計な機能だらけのブロートウェア戦略をMicrosoftが続けるかぎり、そして同社がLonghornのリリースを延期し続けるかぎり、それは実現しそうもない。

 そこにAppleが登場した。これは、IBMに代わってIntelが市場占有率をあと3%伸ばすための動きではない。これは、Intelがデスクトップ市場のコントロールをMicrosoftから奪うための動きなのだ。

 以上は、私がDan Gillmorのブログ経由で得た情報だ。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]