アドテックス、NAS分野に進出、同社製ディスクストレージをベースに開発

WebBCN (BCN) 2005年07月01日 12時12分

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 アドテックス(黒瀬克也社長)は、同社製ディスクストレージにNASソフトウェアを組み合わせたNASアプライアンス「ArrayMasStor net-G」を6月下旬に発売する。価格はオープンで、実勢価格は600万円から。初年度100セットの販売を見込んでいる。また、ラックマウント型ストレージ製品「ArrayMasStor LP」を開発、年内発売の予定。

 「ArrayMasStor net-G」は、同社製ディスクストレージ「ArrayMasStor L」シリーズをベースに開発し、エンタープライズ向けの高速NASシステムを比較的低価格で構築できるのが特徴。

 主な機能は、(1)ファイラーユニットは2Uのきょう体にXeon2.8GHzプロセッサを採用し、標準のギガビット・イーサネット2ポートを実装、(2)ストレージユニットは3Uのきょう体に15台のSATAディスクを搭載したファイバチャネルRAIDサブシステムを採用、最大3きょう体までの拡張が可能、(3)ファイラーユニットとストレージユニットとも冗長電源と冗長ファンを採用、(4)Linuxをベースにした管理ミドルウェアを採用、CIFS、NFSなどのプロトコルをサポート――など。

 販売にあたっては、アドテックスが自社ブランドとして独自に販売するほか、NAS製品の販売で高い実績をもつテクノグラフィー社を始めとする販売代理店を介した間接販売を行う。

 一方、「ArrayMasStor LP」は、12Gbpsの転送速度を誇るSASインターフェイスと4Gbpsのファイバーチャネルの両方のモデルを用意。SASモデルの場合、ホスト・インターフェイスの従来の2Gbpsファイバーチャネルに比較して6倍のデータ転送速度、ドライブ・インターフェイスの場合は2倍のデータ転送速度を実現した。また、基本きょう体に拡張きょう体を7台接続することで、1台のRAIDコントローラに対して従来の約10倍となる最大60テラバイトの記憶容量をもたせることができる。

 このほかの特徴は、(1)3Uラックマウント型きょう体にSATA-IIまたはSASハードディスク15台を搭載、(2)ホストインターフェイスはSAS×4(12Gbps)またはFC×2(8Gbps)拡張きょう体接続用にSAS×4インターフェイスを標準装備、(3)二重化電源を標準装備、(4)キャッシュメモリのバッテリーバックアップ機能を標準搭載、(5)RAIDレベルは、従来サポートしていた0、1、0+1、5に加えてドライブ2台故障でもデータを失わないレベル6もサポート――など。

 販売先として、従来の得意分野である画像・映像分野とバックアップ分野に加え、高速なランダムアクセス性能を生かしてデータベースを始めとしたトランザクション分野も視野に入れた営業活動を行う。また、「ArrayMasStor LP」に使用しているRAIDコントローラであるF-ENGINEのOEM提供や、同エンジンを利用した姉妹製品の開発も行っていく。

アドテックス

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