IBM、自律コンピューティングの支援サービスを発表

Martin LaMonica (CNET News.com) 2005年07月01日 11時17分

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 IBMが、同社の自律コンピューティング技術に関連するコンサルティング業務を開始した。同社はこのサービスを通じ、顧客のIT環境における、パフォーマンス問題の自動修復を目指す。

 IBMは米国時間30日、さまざまなベンダーのコンピューティング機器を含む、複雑なシステムで起こる問題をユーザーが根絶するのを支援するサービスを、IBM Global Services(IGS)部門が開発したと発表した。

 同社はまた、2005年第3四半期中に「IBM Autonomic Toolkit」のアップグレード版をリリースする予定だ。同ツールは、大量のシステムパフォーマンス情報の処理を高速化する製品。

 自らが進める自律コンピューティングに関する取り組みを通して、IBMはコンピューティングシステムの自己管理性を高めるソフトウェアや標準仕様を開発してきた。この取り組みが立ち上げられたのは4年前で、IBMはそれ以来、エラー報告フォーマットを標準団体に提供し、数多くのパートナーも獲得している。

 IBMが提供しようとしているサービスのうちの1つが、IGSが開発した問題の特定と解決を行うサービスであると、同社の自律コンピューティング部門バイスプレジデントDavid Bartlettは述べている。顧客を巻き込んだ同サービスのパイロットプロジェクトは、すでに実施済みだという。

 「当社の大規模なGlobal Services部門をフル活用し、顧客にこのサービスを提供していきたい。今現在も、そうした手法で新サービスを展開している」(Bartlett)

 IBMのコンサルタントは、顧客との契約範囲内で、自律ソフトウェアおよび導入技術を利用し、企業データセンターで発生する不具合を修正していくと、Bartlettは説明している。

 Bartlettはまた、サーバやルータなど、多くの異なるデバイスから収集したログデータを相関づけることで、ユーザーは問題を把握し、自動的に修復できるようになるとも話した。

 このほかにもIBMは、IBMの「Tivoli」プロビジョニングソフトウェアを利用して、「mySAP」アプリケーションを効率的に動作させるサービスも提供する。IBMによると、このサービスは、高い処理能力が急に必要になった場合に、サーバを自動的にオンライン化し対処するものだという。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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