日立、廉価ICチップで利用できる高強度暗号技術を開発

ニューズフロント 2005年07月04日 21時54分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 日立製作所は7月4日、暗号専用演算器の不要な小型マイコン向け公開鍵暗号実装技術を発表した。これにより、モバイル機器やICカードなどにおいて、普及型廉価チップで住民基本台帳用ICカード並みの高強度認証が、実用速度で処理可能になるという。

 同技術は、楕円曲線暗号(コブリッツ曲線)と呼ばれる暗号技術を用い、同社が開発した暗号計算手法「Width-w Non-Adjacent Form(wNAF)」を適用した。コブリッツ曲線の処理では、τ倍算と呼ばれる特殊な演算を利用できるため、暗号用の専用演算器がなくても高速処理が行えるという。

 「RSA暗号に比べ、暗号専用の演算器を使わない環境でも速度が低下することなく、同等以上の安全性を実現できる」(同社)

 同技術については、2005年7月4〜6日にオーストラリアのブリズベンで開催されるAustralasian Conference on Information Security and Privacy(ACISP)2005で発表する。

日立製作所のプレスリリース

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
関連キーワード
セキュリティ

関連ホワイトペーパー

SpecialPR

連載

CIO
藤本恭史「もっと気楽にFinTech」
Fintechの正体
内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」
情報通信技術の新しい使い方
米ZDNet編集長Larryの独り言
谷川耕一「エンプラITならこれは知っとけ」
田中克己「2020年のIT企業」
大木豊成「Apple法人ユースの取説」
デジタル未来からの手紙
モノのインターネットの衝撃
松岡功「一言もの申す」
三国大洋のスクラップブック
大河原克行のエンプラ徒然
今週の明言
アナリストの視点
コミュニケーション
情報系システム最適化
モバイル
通信のゆくえを追う
スマートデバイス戦略
セキュリティ
ネットワークセキュリティ
セキュリティの論点
スペシャル
de:code
Sapphire Now
VMworld
HPE Discover
Oracle OpenWorld
Dell World
AWS re:Invent
PTC LiveWorx
デプロイ王子のテクノロジ解説!
古賀政純「Dockerがもたらすビジネス変革」
誰もが開発者になる時代 ~業務システム開発の現場を行く~
さとうなおきの「週刊Azureなう」
より賢く活用するためのOSS最新動向
「Windows 10」法人導入の手引き
北川裕康「データアナリティクスの勘所」
Windows Server 2003サポート終了へ秒読み
米株式動向
Windows Server 2003サポート終了
実践ビッグデータ
中国ビジネス四方山話
日本株展望
ベトナムでビジネス
アジアのIT
10の事情
エンタープライズトレンド
クラウドと仮想化