ウィプロ副会長:「これからはグローバルコラボレーションの時代」

Dan Farber(ZDNet.com) 2005年07月07日 18時44分

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 シリコンバレーの異業種交流団体であるChurchill Clubのイベント「Outsourcing: Sorting Out The Hype, Reality, Risks And Benefits」が開催される直前に、Wipro Limitedの副会長でWipro Technologiesの社長であるVivek Paulにインタビューした。Paulは、「アウトソーシング」という語は「グローバルコラボレーション」に取って代わられると考えている。実際にそうなるかどうかはともかく、その方向に変えていくことを彼は提唱しており、これからは、グローバルな視点から人材プールや市場を活用していくことを企業にアドバイスしている。

 彼がWiproを離れるという噂について本人に確認してみた。Paulの返答は、「ノーコメントだ。どうなるか見ていてくれ」というものだった。彼が次にどんなことを始めるかはいずれそのうち分かるだろう。PaulがWiproに加わった1999年には同社の総売上はたったの1億5千万ドルだったが、現在では10億ドルを超している。同氏はその前はGEに10年間在籍し、シックスシグマ手法を徹底的に勉強した。インタビューでは、業務の海外アウトソーシングの現況、コストよりもプロセスの質の方が重要なこと、組織の成長を管理することの大切さ(Wiproが雇用するのは応募者の1%以下)、他のサービスをフォローアップするサービスとしてのコンサルティング分野への進出(IBMやAccentureとの競争)、海外アウトソース先の人材の給与上昇、海外アウトソースの規模の変化、インドの経済、他のオフショア地域と比べたインドの人材や専門能力の優位性などについて話してくれた。また、MP3プレイヤーなどの製品の受託設計を行うWiproの研究開発サービスへの進出についても語った。

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