IBM、顧客データ統合用ソフトウェアの開発元を買収へ

Dawn Kawamoto(CNET News.com) 2005年08月03日 10時45分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 IBMは米国時間2日、同社情報管理グループのてこ入れを目指し、顧客データ統合用ソフトウェアを開発するDWLの買収計画を発表した。

 IBMは、昨年から情報管理市場での買収を急激に増やしてきており、DWLは5件目の買収先となる。同社が過去4年間に買収したこの分野の企業の数はあわせて9社となる。

 DWLは、社内の多数のデータ領域から1社の顧客あるいは見込み客に関するレコードをリアルタイムで集めるミドルウェアを開発している。

 IBMのJanet Perna(情報管理担当ゼネラルマネージャ)は、「複雑性に切り込み、顧客の正確な姿を提示できる能力が、今日の情報管理のなかで、最も重要な側面の1つとなっている」と声明のなかで述べている。

 DWLは、これまでIBMの戦略パートナーとして活動しており、今後は同社の情報管理グループの傘下に入る。この契約は2005年後半にまとまる見通しだが、金銭面の条件は明らかにされていない。

 IBMの広報担当Christopher Rubsamenは、「これまでバラバラだったものが、かなりまとまり始めている」と述べた。「やはり戦略的なビジネスパートナーだったAscentialの買収も6月に完了し、両社がわれわれの情報管理やオンデマンド関連の戦略とうまく連動している」(Rubsamen)

 Ascential Softwareは、データファイルの移動やフォーマットで企業を支援するデータ統合製品を開発している。Rubsamenは、DWLの技術が特定のレコードを掘り下げ、これらをリアルタイムでトラッキングするようになる、と付け加えた。

 米国企業が、さまざまな情報元やシステムから集めた情報を組み合わせ、組織の動きをモニターしようとしているなかで、情報統合は各社にとって高い優先順位を持つ課題になっている。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
関連キーワード
開発

関連ホワイトペーパー

SpecialPR

連載

CIO
藤本恭史「もっと気楽にFinTech」
Fintechの正体
内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」
情報通信技術の新しい使い方
米ZDNet編集長Larryの独り言
谷川耕一「エンプラITならこれは知っとけ」
田中克己「2020年のIT企業」
大木豊成「Apple法人ユースの取説」
デジタル未来からの手紙
モノのインターネットの衝撃
松岡功「一言もの申す」
三国大洋のスクラップブック
大河原克行のエンプラ徒然
今週の明言
アナリストの視点
コミュニケーション
情報系システム最適化
モバイル
通信のゆくえを追う
スマートデバイス戦略
セキュリティ
ネットワークセキュリティ
セキュリティの論点
スペシャル
de:code
Sapphire Now
VMworld
HPE Discover
Oracle OpenWorld
Dell World
AWS re:Invent
PTC LiveWorx
デプロイ王子のテクノロジ解説!
古賀政純「Dockerがもたらすビジネス変革」
誰もが開発者になる時代 ~業務システム開発の現場を行く~
さとうなおきの「週刊Azureなう」
より賢く活用するためのOSS最新動向
「Windows 10」法人導入の手引き
北川裕康「データアナリティクスの勘所」
Windows Server 2003サポート終了へ秒読み
米株式動向
Windows Server 2003サポート終了
実践ビッグデータ
中国ビジネス四方山話
日本株展望
ベトナムでビジネス
アジアのIT
10の事情
エンタープライズトレンド
クラウドと仮想化