チャイナ・ネットコムの100%子会社で、アジアを拠点とした光ファイバー・ネットワークを所有する通信会社アジア・ネットコムと、デジタル・ネットワーク・アプライアンス(DNA)は8月12日、DNAが提供するVOD(ビデオ・オン・デマンド)サービス「でじゃ」のCATV事業者への共同販促で事業提携をすることを発表した。
でじゃはSTBとブロードバンド回線を利用してオンラインで映像コンテンツを視聴できるDNAのVODサービスだ。このサービスをCATV事業者向けに提供することにより、CATV事業者は大型投資をすることなく、簡単にVODサービスを提供できる。
また、CATV事業者がアジア・ネットコムのIPトランジットサービスを併せて利用することで、でじゃ加入者はワンホップでDNAのコンテンツ配信サーバにアクセスすることが可能。加入者は大量の映像情報をダウンロードし、でじゃのコンテンツを各家庭においてもスムーズに視聴できる。
両社は国内のCATV事業者への販促を第一歩とし、将来的には共同でアジア地区でのサービス展開を計画している。