オラクル、Oracle Collaboration Suiteをアップデート--MSのSharepointに対抗へ

Martin LaMonica(CNET News.com) 2005年08月23日 12時37分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 Oracleが、コラボレーションソフトウェアのアップグレード版をリリースした。同社は、このアップグレード版を擁して、Microsoftに対抗する構えである。

 Oracleは米国時間22日、「Oracle Collaboration Suite 10g」にエンドユーザー向けのドキュメント共有ツール、そして、コンテンツ管理サーバのアップグレードという、2つの新機能を追加すると発表した。同スイートは、1指名ユーザー当たり60ドルで販売される。

 新しく追加された「Collaboration Workspaces」は、従業員同士がドキュメントやスケジュールをウェブサーバ上で共有するためのプログラムである。これは、Microsoftの「SharePoint Portal Server」で提供されるプロジェクトマネジメント機能と類似するプログラムだ。

 Oracleのテクノロジーマーケティング担当バイスプレジデントRobert Shimpによると、Collaboration Workspacesの方が、より中央集約的な設計になっていると述べる。

 「これは、私たちにとっては、新しい領域だ」とShimpは述べ、「世界中のIT企業が中央集約的なコンテンツ管理機能を望んでいる。われわれは、これを実現したOracle Content Servicesで、Sharepointに積極攻勢をかけられる」と説明した。

 Oracle Collaboration Suiteが扱うドキュメントはOracleのデータベースを使って保存/管理される。同社の経営幹部らによると、同製品はデータベース中心に設計されているため、IT管理者は管理負荷を軽減することができるという。

 「Oracle Content Services」は、ファイルの管理/共有用プログラムであるOracle Filesのアップグレード版だ。これにより、同コンテンツサーバの機能にWebサービスプロトコルを介してアクセスすることが可能になった。Oracleのコンテンツ製品および戦略担当シニアディレクターRich Buchheimは、異なるビジネスアプリケーションとの統合が簡単になったと述べる。

 Oracleは、アップグレードされたコラボレーション製品シリーズが、Microsoft Outlookやハイエンドなドキュメント管理システムなど、市場で一定の地位を確立した製品に取って代わることができると予測している。Shimpによると、Oracleは、同社のデータベースを利用する顧客を中心に同スイートを売り込んでいる。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
関連キーワード
ビジネスアプリケーション

関連ホワイトペーパー

SpecialPR

連載

CIO
藤本恭史「もっと気楽にFinTech」
Fintechの正体
内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」
情報通信技術の新しい使い方
米ZDNet編集長Larryの独り言
谷川耕一「エンプラITならこれは知っとけ」
田中克己「2020年のIT企業」
大木豊成「Apple法人ユースの取説」
デジタル未来からの手紙
モノのインターネットの衝撃
松岡功「一言もの申す」
三国大洋のスクラップブック
大河原克行のエンプラ徒然
今週の明言
アナリストの視点
コミュニケーション
情報系システム最適化
モバイル
通信のゆくえを追う
スマートデバイス戦略
セキュリティ
ネットワークセキュリティ
セキュリティの論点
スペシャル
de:code
Sapphire Now
VMworld
HPE Discover
Oracle OpenWorld
Dell World
AWS re:Invent
PTC LiveWorx
デプロイ王子のテクノロジ解説!
古賀政純「Dockerがもたらすビジネス変革」
誰もが開発者になる時代 ~業務システム開発の現場を行く~
さとうなおきの「週刊Azureなう」
より賢く活用するためのOSS最新動向
「Windows 10」法人導入の手引き
北川裕康「データアナリティクスの勘所」
Windows Server 2003サポート終了へ秒読み
米株式動向
Windows Server 2003サポート終了
実践ビッグデータ
中国ビジネス四方山話
日本株展望
ベトナムでビジネス
アジアのIT
10の事情
エンタープライズトレンド
クラウドと仮想化