パソコンの廃棄コストを削減--MCSがデータ消去・買取サービスを開始

田中好伸(編集部) 2005年08月24日 20時04分

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 パソコン再生事業のエム・シー・エス(MCS)は8月24日、企業向けにパソコンのデータ消去・買取サービスを開始した。MCSがパソコンを買い取ることを条件に、無料でデータ消去ソフトを配布する。

 MCSは、データが消去されたパソコンを企業から買い取り、自社で運営する販売店「アルフシステム」で販売して収益を得る。データ消去ソフトは、アドバンスデザインが開発した「DataSweeper Web版」を利用する。

 パソコンを廃棄したい企業は、DataSweeperをダウンロードしてからMCSからウェブ上でライセンスを発行してもらう。データを消去した後に、MCSがパソコンを買い取るという流れになる。

 DataSweeperは、フロッピーディスクやCD-ROMなどのメディアを使用しない。また別途、起動システムを管理する必要もない。基本ソフト(OS)も含むすべてのデータを消去されたパソコンを再起動すると、データが完全に消去されたことを知らせる「消去証明書表示機能」を装備している。データの消去は「米国家安全保障局(NSA)方式3回書き込み」のほかに、複数の方式に対応している。

 現在、パソコンを廃棄するには、リサイクル費用や回収費用、データ消去費用を含めて1台当たり数千円のコストがかかっている。今回のサービスを利用すれば、MCSが有償でパソコンを買い取るために、企業にとっては不要パソコンの廃棄コストを削減できる。

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