入退室とPCログインを連動して記録管理--松下電工がセキュリティシステムを販売

田中好伸(編集部) 2005年09月06日 19時40分

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 松下電工は、入退室管理システム「統合型セキュリティシステムe-SG」とソリトンシステムズのPCログインシステム「SmartOn NEO」を組み合わせたセキュリティシステム「アクセスポリス」を10月21日から販売する。松下電工は2008年3月までに年間100システムの販売を目指す。

 アクセスポリスは情報漏洩防止を狙ったシステムで、入退室管理とパソコンへのログインシステムを連携させたもの。ユーザーは、非接触ICカードを入室用カードリーダにかざすことで入室が許可され、同じカードでPCへのログインが許可される。ユーザーが席を外す時、カードを外すとPCはロックされる。そして退室する時は、退室用カードリーダにカードをかざすことで、ユーザーは退室できる。

 同システムは、ユーザーの入退室記録とPCログイン記録を連動してサーバに記録・管理する仕組みになっている。このため、入室操作をしないで部屋に入っても、PCにログインできない。また入室操作をしないカードを退室用カードリーダにかざしてもドアは開かず、部屋を出ることができない。

 この仕組みにより、仮にPCが盗難されても、入室操作をしたカードがない限り、PCを使用することができない。また、非接触ICカードが盗まれたとしても、入室記録と監視カメラが連動しているために、「なりすまし」による不正入室をチェックすることもできる。

 松下電工では、e-SGなどの物理的なセキュリティ対策製品を販売してきたが、情報漏洩防止には情報セキュリティ対策も必要として、SmartOn NEOと連携したシステムを販売することにした。SmartOn NEOを選んだのは、SmartOn NEOがPCログインシステム製品市場の中で最も大きなシェアを獲得しているからだ。

 アクセスポリスの価格は、PC50台で出入り口が4つあるケースで500万円になると同社は説明している。システムを導入する際には、入退室用カードリーダや監視カメラの設置が必要となり、設置工事料は別途必要になる。

 同社は、オフィスビルやビルのテナント入居企業、工場、コールセンターを主なユーザーとして販売していく。松下電工インフォメーションシステムズなどグループのシステムインテグレータ企業が販売する。

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