「オンラインアプリのiTMSに匹敵」--セールスフォース、「AppExchange」開設へ

Alorie Gilbert (CNET News.com) 2005年09月13日 12時24分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 サンフランシスコ発--顧客情報システムというテーマに魅力を感じる人は少ないかもしれない。だが、Salesforce.comのCEOであるMarc Benioffは、ある新サービスでこの市場を活気付けようとしている。同氏は、eBayやAppleのiTunes Music Storeと比較しながら、この新サービスについて説明した。

 Salesforceは米国時間12日、ビジネスアプリケーションのオンラインマーケットプレイスを開設する計画について、その詳細を明らかにした。同社では「AppExchange」というこのマーケットプレイスを、顧客情報システムソフトウェアの次期バージョンリリースの一環として、2005年末までにオープンさせる予定だ。

 AppExchangeでは、ソフトウェア開発者やSalesforceの顧客らがプログラムを販売したり、無償提供したりすることができる。Salesforceは、開発者に対して、自らつくったプログラムを、Salesforceが提供するホスティング形式のコンピューティングプラットフォームを利用しながら「オンデマンド」で配布することを勧めていきたいと考えている。

 Benioffは、当地で開催中のSalesforceのイベントで基調講演に立ち、「アプリケーション版のeBayのようなものがSalesforceのプラットフォーム上で稼働し、そこで企業が自社で開発したソフトウェアを売買している姿を想像して欲しい。あるいは、オンラインアプリケーションのiTunes Music Storeを」と述べた。

 Benioffはその後もAppleを引き合いに出し、AppExchangeとSalesforceのCRM(顧客関係管理)ソフトウェアは、iTunesとiPodのように連携すると述べた。自社のCRMソフトウェアを使えば、顧客は新しいビジネスプログラムを簡単に利用できるという。

 Salesforceはすでに、AppExchangeでの配布用に35の無料プログラムを作成したほか、複数のソフトウェアパートナー企業から提供された合わせて35のプログラムも保有している。これらのプログラムのなかには、採用活動や人材管理に関連するものが含まれている。

 Salesforceの顧客はAppExchangeを無料で利用し、自らのソフトウェアを配布することができる。Benioffによると、新規顧客には、「プラットフォーム料金」が課金されるという。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
関連キーワード
ビジネスアプリケーション

関連ホワイトペーパー

SpecialPR

連載

CIO
藤本恭史「もっと気楽にFinTech」
Fintechの正体
内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」
情報通信技術の新しい使い方
米ZDNet編集長Larryの独り言
谷川耕一「エンプラITならこれは知っとけ」
田中克己「2020年のIT企業」
大木豊成「Apple法人ユースの取説」
デジタル未来からの手紙
モノのインターネットの衝撃
松岡功「一言もの申す」
三国大洋のスクラップブック
大河原克行のエンプラ徒然
今週の明言
アナリストの視点
コミュニケーション
情報系システム最適化
モバイル
通信のゆくえを追う
スマートデバイス戦略
セキュリティ
ネットワークセキュリティ
セキュリティの論点
スペシャル
de:code
Sapphire Now
VMworld
HPE Discover
Oracle OpenWorld
Dell World
AWS re:Invent
PTC LiveWorx
デプロイ王子のテクノロジ解説!
古賀政純「Dockerがもたらすビジネス変革」
誰もが開発者になる時代 ~業務システム開発の現場を行く~
さとうなおきの「週刊Azureなう」
より賢く活用するためのOSS最新動向
「Windows 10」法人導入の手引き
北川裕康「データアナリティクスの勘所」
Windows Server 2003サポート終了へ秒読み
米株式動向
Windows Server 2003サポート終了
実践ビッグデータ
中国ビジネス四方山話
日本株展望
ベトナムでビジネス
アジアのIT
10の事情
エンタープライズトレンド
クラウドと仮想化