AMD、デュアルコアOpteronを高速化--新モデルを発表へ

Stephen Shankland(CNET News.com) 2005年09月26日 20時39分

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 Advanced Micro Devices(AMD)は米国時間26日に、デュアルコアOpteronプロセッサの新モデルを発表する。さらに高速化したこのモデルで、同社は競合するIntelからのリードを維持したい考えだ。

 同社は新たに、シングルチップ搭載サーバ向けの「Opteron 180」、2ウェイサーバ向けの「同280」、そして最大8基のプロセッサを搭載するサーバ向けとなる「同880」の3つのモデルを発表するが、これらはそれぞれ2.4GHzで動作すると、同社のRandy Allen(サーバ製品担当コーポレート・バイスプレジデント)は述べている。デュアルコアチップは1つのシリコン片上に2つの処理エンジンを持つもので、現在x86サーバ市場で主流になりつつある。

 AMDは4月にデュアルコアのOpteronプロセッサを投入したが、これらのチップはサーバ販売上位4社のうち、Sun Microsystems、Hewlett-Packard、IBMの3社のマシンに採用されている。Intelは現在、数多くのデュアルコア/マルチコアプロセッサを開発しているところだが、同社初のサーバ用デュアルコアチップはリリースを今年中に予定している。

 AMDはOpteronでIntelから市場シェアを奪ってきた。しかし、Merrill LynchアナリストのJoe Oshaは、Intelが今後価格設定を武器に反撃を仕掛け、AMDの利幅を押さえ込みにかかると予想している。

 これまでのデュアルコアOpteronは、2.2GHzで動作するモデルが最速だった。例外的に2.4GHzの「スペシャルエディション(SE)モデル」もわずかに出されていたが、このチップは電力消費量が120ワットと、通常モデルの95ワットに比べて多かった。そのため、いまのところSEモデルを採用しているのはSunだけだ。

 電力消費量を抑えることは、サーバの加熱や、データセンターにある電気系統や冷却装置の過負荷を防ぐために非常に重要だ。Sunでは新たに発売したOpteron搭載サーバである「Galaxy」ラインの製品にSEチップを採用しているが、通常のOpteronチップが2.4GHzで動作するようになれば、このGalaxyサーバの持つアドバンテージが薄れることになる。

 「Sunには、少なくともこの2週間、Galaxyサーバについて自慢する理由があった」とInsight64アナリストのNathan Brookwoodは言う。このアドバンテージは、Sunが当初の計画通り同シリーズの全製品を6月までにリリースしていれば、より一層大きなものになっていたはずだった。

 AMDは旧モデルの最上位機種と同じ価格を、新モデルにつけている。1000個出荷時の単価は、880モデルが2649ドルで、280モデルが1299ドル、そして180モデルが799ドルとなっている。なお、180モデルが出荷になるまでには、30日後の予定だ。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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