サン、4〜6コアのローエンド版Niagaraプロセッサを計画

Stephen Shankland(CNET News.com) 2005年09月26日 21時39分

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 サンフランシスコ発--まもなくSun Microsystemsから登場予定のNiagaraプロセッサは8つのプロセッサコアを搭載する。だが同社には、6つないし4つのプロセッサコアを搭載したバージョンも販売する計画があると、同社Sparcサーバ担当幹部が明らかにした。

 Niagaraのローエンド版は、一部に製造上の欠点を抱えているものの、それでも実用になるプロセッサだと、SunのDaivd Yen(同社Scalable Systems Groupエグゼクティブバイスプレジデント)は述べている。同部門は、SparcプロセッサとSolarisを搭載したサーバの開発や販売を行っている。

 「製造プロセスの関係から、8コアに満たないものの、非常に素晴らしい性能を持つプロセッサが一部で生じる」と、Yenは当地で開催されたOracle OpenWorldカンファレンスでの、報道陣との会見で語った。「われわれは、主に8つおよび6つのコアを持つNiagaraベースのサーバを提供し、さらに4コア版の提供も行う可能性がある」(Yen)

 Niagaraは、Sunにとって極めて重要なプロセッサだ。このチップには、Sunがシェアを失い続けるUnixサーバ市場にそれでもコミットしていることを示すメッセージとしての意図が込められている。この重要性は、同社がローエンドのUnixサーバ向けとなる「UltraSparc IIIi+」よりも先にNiagaraをリリースすることからも分かる。

 「Niagaraの開発プロジェクトは快調に進んでいる。いくつかの仮想ベンチマークだけでなく、われわれの持つすべての証拠を提示したいと思っている」とYenは言う。同時に、UltraSparc IIIiを搭載したサーバの販売も順調で、IIIi+へのアップグレードがあまり必要ないほどだと、同氏は付け加えた。

 Sunはこれまでに、合わせて100を超えるNiagaraのプロトタイプを顧客の元に設置しているとYenは言う。同社は、これらのサーバを2006年前半までに出荷すると約束しているが、Yenはそれよりも少し出荷が早まる可能性もあることを示唆した。

 Sunでは、Niagaraを皮切りにSparcプロセッサファミリーを抜本的に改良しようとしている。Sparcプロセッサには、IBMのPowerプロセッサやIntelのXeonとItanium、Advanced Micro Devices(AMD)のOpteronといった競合製品がある。NiagaraはCMT(Chip Multi Threading)と呼ばれる技術を採用しており、それぞれが「スレッド」と呼ばれる複数の命令シーケンスを実行可能な多くのプロセッサコアを搭載している。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向 けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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