ノーテルが初の侵入検知システム--セキュリティ構想「レイヤードディフェンス」を発表

田中好伸(編集部) 2005年10月05日 15時18分

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 ノーテルネットワークスは10月4日、新製品4機種を発表した。発表された4製品は、同社が提唱する新しいセキュリティ構想「レイヤードディフェンス」に基づく。新製品は、11月から販売される予定。

 今回発表された4製品は、同社にとって初の侵入検知システム(IPS)製品となる「Nortel Threat Protection System」(TPS)、ファイアウォールの「Nortel Switched Firewall 5111」と「Nortel Switched Firewall Director 5016」、パケット解析ができる負荷分散装置用基本ソフト(OS)の新版である「Nortel Application Switch OS 23.0」。

レイヤードディフェンスを説明するNortel Networksのアトゥール・バットナーガル(Atul Bhatnagar)副社長

 Application Switch OS、Switched Firewall 5111、Switched Firewall Director 5016は、カナダのNortel Networksが買収した米Alteon WebSystemsの製品群。Switched Firewall Director 5016は、パケット解析をハードウェアで処理する。価格はTPSが307万4000円、Switched Firewall 5111が245万9000円、Switched Firewall Director 5016が327万9000円、Application Switch OS 23.0は、スイッチ機器「Nortel Application Switch 2208」に搭載されて327万9000円となっている。

 今回明らかになったレイヤードディフェンスは、ネットワークを(1)エンドポイント・セキュリティ、(2)コミュニケーション・セキュリティ、(3)ペリメータ・セキュリティ、(4)コアネットワーク・セキュリティ--の4つの階層に分け、複数のネットワーク機器を組み合わせてセキュリティ対策をするというもの。

 エンドポイント・セキュリティは、PCなどの端末でのセキュリティのため、IEEE 802.1によるEAPや仮想私設網(VPN)を利用したアクセスをコントロールする。コミュニケーション・セキュリティは、社内のネットワークでデータ漏洩や改竄を防ぐために、VPNを利用してセキュリティを確保する。ペリメータ・セキュリティは、企業のネットワークと外部ネットワークの境界部分でのセキュリティを確保する。コアネットワーク・セキュリティは、ネットワークのパフォーマンスを損なわずに強固なセキュリティを向上させるものだ。

 新製品4機種は、レイヤードディフェンスを構成するものであり、製品1つで複数の層のセキュリティを確保する。TPSはペリメータ・セキュリティとコアネットワーク・セキュリティで、Switched Firewallはペリメータ・セキュリティとコアネットワーク・セキュリティで、Application Switchはコミュニケーション・セキュリティとコミュニケーション・セキュリティとコアネットワーク・セキュリティで、セキュリティを向上させる。

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