日本SSA グローバルは10月11日、SSA Baan ERPの後継にあたる「SSA ERP LN 6.1」の販売を開始したことを発表した。同製品は、SSA ERP LXに継ぐ日本SSA グローバルが提供する主要ERP製品の第2弾となるもの。出荷の開始は2005年12月を予定している。
SSA ERP LN 6.1は、最新技術に基づいたウェブユーザーインターフェースの提供をはじめ、サービス指向アーキテクチャへの移行、業界標準に基づくアプリケーション間の統合を可能にする新製品。SSA BaanERP、SSA MANMAN/HPおよびSSA MKの顧客に、確実なアップグレードとマイグレーションパスを提供する。
最新バージョンでは、操作性の向上によるTCO(総保有コスト)の低減を実現できるほか、製造業向けの機能強化として、ラインアセンブリコントロール、部品供給の最適化(JIT対応)、輸送管理、ユニットエフェクトビティ、製品構成管理(シリアル管理)、デポ修理(引取修理)などの機能が搭載されている。
今後は、自動車業界、航空防衛業界、ハイテク電子業界、そして産業用機械/工作機械業界など、主要な業界向けソリューションテンプレートも提供される予定。