日本エフ・セキュアは10月12日、不具合を修正した「F-Secureアンチウィルス ワークステーション版Ver5.44」および「F-Secureアンチウィルス クライアントセキュリティVer5.72」を出荷を開始した。サポート契約ユーザーに媒体を送付、ウェブサイトからのダウンロードで提供する。
最新版では、2006年4月以降にパターンファイル更新がエラーとなる可能性がある問題が修正されている。問題が発生するケースは以下の通り。
- F-Secure Backwebまたは自動更新エージェントをインストールしていないPCで「今すぐ更新」ボタンから更新している場合
- ポリシーマネージャにおいて「マニュアル更新の方法」を「HTTP」と指定している場合
- AVプロキシを経由したパターンファイル更新をしている場合
- Windowsタスクまたはポリシーマネージャでスケジュール更新を設定している場合
同社では、2006年4月以降に該当するケースで更新がエラーとなる可能性があるため、2006年3月末までに最新版に更新するか、2005年9月8日のホットフィックスの適用を呼びかけている。