沖電気、携帯電話で「顔認識機能」を実現するミドルウェアを開発

WebBCN (BCN) 2005年10月20日 11時43分

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 沖電気工業(篠塚勝正社長)は、新開発した「顔認識機能」をサポートする携帯電話向け組込用顔画像処理ミドルウェア「FSE(Face Sensing Engine)」を発売した。価格はオープン。今後2年間で500万ライセンスの販売を目指す。

 今回、携帯電話のカメラに顔を向けるだけで、瞬時に利用者を識別する「顔認識機能」を開発。自然な動作での本人認証を可能にした。アクセス制限などにも活用できる。

 顔の検出から照合までの処理時間は、業界トップクラスの約280ms(ARM9/100MHz)を実現。また、瞬きをした瞬間など、検出した画像が照合に不適切な場合には、次に続く画像の認識処理を約80msで行うことできる。環境光の明暗に強いアルゴリズムも実装しており、さまざまなシーンで利用可能だ。

 「FSE」は、「顔認識機能」だけでなく、(1)画像中から顔を含む領域を検出する「顔検出機能」、(2)目・眉・口の位置を検出する「顔特徴点検出機能」、(3)顔表情の変化にともなう特徴点の位置の変化量を算出する「顔特徴点追尾機能」――なども提供。これらの機能は単独でも使用できるほか、他の組込用ソフトなどと組み合わせることもできる。

 同社では、今後、携帯電話以外の組込機器市場に対しても、「FSE」を活用したさまざまなソリューションを積極的に提案していく予定。

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