日本HPとCSKシステムズ、ブレードPCを使った従量課金制アウトソーシング

ニューズフロント

2005-11-07 15:10

 CSKシステムズと日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は、日本HPのブレードPCを利用した「ThinクライアントPC・アウトソーシング」サービスの提供に関して協業する。両社が11月7日に明らかにした。同サービスは、CSKシステムズの従量課金制アウトソーシングサービス「USiZE」の新サービスとして提供する。

 CPUやディスクなどの記憶装置をデータセンターで一括管理し、ユーザー側にはアクセス端末のみを提供するディスクレスのシンクライアント環境により、端末からの情報漏洩を防止できる。また、システムの導入/運用からデスクトップサポートまで一括したアウトソーシングサービスを提供することで、サーバおよびPC端末の運用管理を軽減できるという。デモサービスの提供開始は2005年12月の予定。

 両社は、「効率的なセキュリティ対策が可能になるため、個人情報を扱う業務を外部委託することが多い金融業、小売業、通信販売業、個人情報を扱うコールセンター業務などでの利用に適している」と説明する。また、「営業担当者のモバイル端末や、拠点移動の多い建設業や土木業などの分野でも活用できる」(両社)

 なお、CSKシステムズは今回の協業に合わせて、USiZEのプラットフォームに従来からのUnixのほか、WindowsとLinuxを追加する。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]