沖電気、デュアルコアプロセッサ搭載エントリサーバを発売---9万3000円から

ニューズフロント

2005-12-08 15:42

 沖電気工業は12月8日、中小規模環境向けの新型エントリサーバ「if Server ML310 Generation 3」の販売を開始した。プロセッサとハードディスク(HDD)インターフェースの種類が異なる5モデルを用意する。税込み価格は9万3000円から。出荷開始は2006年1月中旬の予定。

 プロセッサは、デュアルコアのインテルCeleron Dプロセッサ331(動作周波数2.66GHz)またはインテルPentium Dプロセッサ830(同3.0GHz)や、インテルPentium4プロセッサ650(同3.4GHz)が選べる。HDDインターフェースはシリアルATA(SATA)とSCSIの2種類で、ホットプラグ対応HDDを4台まで内蔵できる。チップセットはインテル E7230チップセット、メモリ容量は最大8Gバイト。

 上位機種と同じくホットプラグに対応したほか、従来モデルではオプションの遠隔管理機能を標準搭載し、「運用管理の効率化と高い信頼性を実現した」(同社)。筐体はいずれもタワー型で、大きさは430(高さ)×550(奥行き)×200(幅)mm、重さは16.8kg。対応OSは、Windows Server 2003 Standard Edition、Red Hat Enterprise Linuxとなっている。

 各モデルの税込み価格は以下のとおり。

  • Celeron D 331/SATAモデル:9万300円から
  • Pentium 4 650/SATAモデル:14万4900円から
  • Pentium D 830/SATAモデル:16万5900円から
  • Pentium 4 650/SCSIモデル:14万7000円から
  • Pentium D 830/SCSIモデル:16万8000円から

 沖電気では、同サーバを中小規模システムのメールサーバやウェブサーバ、ファイルサーバに適した製品として販売展開するとしている。販売台数は、if Serverシリーズ全体で年間5000台を目指す。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]