日本ジオトラストは12月16日、PDFファイルの署名者の本人確認と文書改ざんの有無を自動的に確認するドキュメント認証サービス(CDS:Certified Document Service)を来春から提供すると発表した。
このサービスを導入すると、Adobe Reader 6.0以上があれば自動的に文書の改ざんの有無を確認できる。サービスは証明内容とターゲットごとに3種類が用意されている。最も手軽な「My Credential for Adobe Acrobat」は組織名と個人名を証明するもので、組織に属さないユーザーや専門職などの個人名を証明する。価格は1クライアントで税込18万9000円だ。
「True Credentials for Adobe Acrobat」は部署名または個人名を証明するもので、5クライアントから導入可能。認証局ASPサービスで管理者がいつでも証明書を発行することができる。「True Credentials for Adobe LiveCycle」はPDF用のサーバを構築して大量のPDFを扱う企業や部門を対象としたもので、部署名または個人名を証明する。なお、証明書についてはHSM(ハードウェア・セキュリティ・モジュール)に格納して利用する。両サービスの価格はともに、個別対応となっている。