日本ジオトラストがPDFファイルのドキュメント認証サービスを開始--Adobe Readerに対応

エースラッシュ

2005-12-16 20:54

 日本ジオトラストは12月16日、PDFファイルの署名者の本人確認と文書改ざんの有無を自動的に確認するドキュメント認証サービス(CDS:Certified Document Service)を来春から提供すると発表した。

 このサービスを導入すると、Adobe Reader 6.0以上があれば自動的に文書の改ざんの有無を確認できる。サービスは証明内容とターゲットごとに3種類が用意されている。最も手軽な「My Credential for Adobe Acrobat」は組織名と個人名を証明するもので、組織に属さないユーザーや専門職などの個人名を証明する。価格は1クライアントで税込18万9000円だ。

 「True Credentials for Adobe Acrobat」は部署名または個人名を証明するもので、5クライアントから導入可能。認証局ASPサービスで管理者がいつでも証明書を発行することができる。「True Credentials for Adobe LiveCycle」はPDF用のサーバを構築して大量のPDFを扱う企業や部門を対象としたもので、部署名または個人名を証明する。なお、証明書についてはHSM(ハードウェア・セキュリティ・モジュール)に格納して利用する。両サービスの価格はともに、個別対応となっている。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

関連記事

関連キーワード
ビジネスアプリケーション

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]