ノーテルネットワークスは12月26日、ケーブルウエストが大阪府内の6つのグループ会社を結ぶ通信バックボーンに、ノーテルのコアネットワーク向けシャーシ型レイヤー3スイッチ「Nortel Ethernet Routing Switch 8600(ERS8600)」を導入したことを明らかにした。
このネットワークは、ケーブルウエストの進めるテレビ、インターネット、電話というトリプルプレイに対応し、今後の利用者増や、さらなるサービス強化に対応する。遅延が許されないデータの転送に最適な新しいネットワークとして、ノーテルのソリューションが採用された。
ケーブルウエストはこれまで、6つのグループ会社を光ファイバーで接続し、社内情報をバックボーンネットワークを通じてやり取りしてきた。今回のERS8600導入により、自主放送用の映像データをIP化し、グループ会社間でのデータ共有化、番組送出の集中化を進めていく。