エブレン、FOMA/ソフトフォンと連携したIP電話システムを構築

CNET Japan Staff 2006年01月13日 02時02分

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 日通工マルチメディアシステムとNECインフロンティアは1月12日、エブレンにNECインフロンティア製IP対応キーテレフォンシステム「Aspire」および、構内IPネットワークシステムを構築、納入したことを明らかにした。

 エブレンは、東京都八王子市で操業する産業用電子機器メーカー。バックプレーン(回路基板を接続するためのソケットやスロットを持つ受け側の回路基板またはデバイス)設計/製造に強く、計測機器、医用機器、通信機器、鉄道運輸機器などに採用されている。

 同社は2005年10月の本社移転に際し、本社通信設備やネットワーク、事業所間ネットワークの強化を行うと共に、事業所間通話コストを削減できるシステムを計画。Aspireの採用では、埼玉県入間市、大阪市、名古屋市の国内3事業所の将来的なネットワーク統合を容易にする拡張性の高さと、個人や部署の業務用途や活用シーンによってIP電話端末、N900iL、ソフトフォンなどの多様な端末を使い分けできる柔軟性が評価された。

 光ブロードバンドを使用したIP電話サービスによる通話料の削減や、固定電話をIP電話端末に切り替えることによる社内のデータ系LANネットワークと音声ネットワークの統合が狙いだ。

 新システムは、AspireとFOMA/無線LANデュアル端末「N900iL」連携システムを採用し、IP電話端末使用の音声/データ統合ネットワークを構築、PC端末で通話可能な「Aspire Soft Phone」(ソフトフォン)が統合的に導入されたもの。IP電話端末32台、ソフトフォン8式、N900iL6台で構成されている。

 今回導入で、外出の多い営業部門に、社内内線でも使用できるN900iLが配備され、電話機台数の削減によるコストパフォーマンスの向上に成功した。また、設計・開発部門にはソフトフォンを導入し、デスクスペースが削減された。

 設計/販売は、NECインフロンティアの販売関連会社である日通工マルチメディアシステムが実施した。

 エブレンでは今後、国内3事業所に順次Aspireを導入して事業所間ネットワークの強化を図る。内線番号やパーク保留機能(部門内で保留を共有する機能)などを事業所間で共有するなど、複数事業所間をまるで同一事業所内に居るような利便性で使用できるIP電話ネットワークを構築する計画だ。

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