ノキア、スループット6Gbpsのファイアーウォール新製品

別井貴志(編集部) 2006年02月21日 19時36分

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 ノキア・ジャパンは2月21日、中・小規模企業向けファイアーウォール、仮想プライベートネットワーク(VPN)アプライアンスの新製品「Nokia IP560」の販売を2月下旬から開始すると発表した。また、同時にサービスプロバイダーや大規模企業向け主力製品「Nokia IP2250」の拡張オプションとして「Nokia IP2250用10ギガビット・イーサネット・カード」も販売する。

 税込み価格は、IP560が341万1450円(ソフトウェア除く)、IP2250用10ギガビット・イーサネット・カードが214万2000円。

 IP560の最大の特徴は、中規模、大規模オフィスに対して、他社同等製品の約2〜3倍のパフォーマンスを発揮することだ。コンパクトな1Uサイズで、ネットワーク・セキュリティに特化したNokia IPSOオペレーティングシステム上に、SecureXL搭載のCheck Point VPN-1 Proソフトウェアを搭載する。インターフェースは、標準で1000BASE-T、100BASE-TX、10BASE-Tの自動認識ポートを4つ備え、最大16ポートまで拡張できる。

 4ポートの1000Base-Tイーサネットカードの使用によって、毎秒5万8000コネクションまでサポートでき、ファイアウォールのスループットは6Gbps、VPN上で暗号化したデータのスループットは1.9Gbpsにのぼる。

 また、1GBのDDRメモリを標準搭載し、最大2GBまで拡張可能だ。本体内にHDDを搭載しないフラッシュベースと、ハードディスクドライブ(HDD)とフラッシュを両方搭載するハイブリッド構成の2つを選択できる。オプションとして、ストレージとログ記録用にHDDを最大2台追加可能になっている。

 一方、IP2250用10ギガビット・イーサネット・カードは、企業やサービスプロバイダーの顧客の保有するコアネットワーク内部で、Nokia IP2250の構築がより簡素化され、接続オプションを拡げる。このカードと、Nokia IPSOが提供するネットワーキング機能を組み合わせることで、大量のトラフィックに対応する大規模ネットワーク環境の中ににCheck Point VPN-1を導入しやすくなるという。

 同社のエンタープライズ・ソリューションズ事業部は、2006年前半に注力することとして、(1)チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズとの協業を強化すること、(2)エンドユーザーのニーズに迅速に対応すること、(3)コストパフォーマンスの高い製品をタイムリーに投入すること、の3点を掲げている。

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2月下旬に販売を開始する中・小規模企業向けファイアーウォール、VPNアプライアンスの新製品「Nokia IP560」。税込み価格は、341万1450円(ソフトウェア除く)。

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