山武は3月6日、大中規模建物向けセキュリティシステム「savic-netFXセキュリティ」の販売を開始した。価格は、30ゲート規模のシステムで1000万円となる。
savic-netFXセキュリティは、建物管理システム「savic-netFX」用のセキュリティシステム。BACnetやLONといったオープンなネットワークに対応し、IPv6で通信が可能。ウェブインターフェースを採用していて、一般的なPCを管理端末として利用できる。ビル管理システムとの統合により、入退出の把握、照明の点灯および消灯、空調との連動制御を行うことも可能。また、10万人のユーザーを対象に、400日分の出入履歴を管理できる。
山武では、大中規模建物を中心に販売活動を展開し、3年後に年間200システム、30億円の売り上げを目指す。savic-netFXセキュリティは、3月7日から10日に東京ビッグサイトで開催されるSECURITY SHOWに出展される予定だ。