日本ベリサイン(橋本晃秀社長兼CEO)と三井物産(槍田松瑩社長)は3月14日、インターネットと無線ICタグを使った次世代の流通システム事業で協業すると発表した。
2社が開発するのは流通、製造、卸業を対象にしたシステム。製造情報など を書き込んだ無線ICタグを製品に1つ1つに付け、ベリサインのICタグ用データ ベース「EPCglobal」で管理、必要に応じてインターネット経由で情報を確認 できるようにする。ベリサインがICタグのデータベースの運営や管理、認証機 能などを担当。企業への基幹業務システム導入で実績のある三井物産は業種ご とに利用されているシステムの情報などを提供する。
2社ではまず三井物産がこれまで基幹業務システムを手がけた企業を対象に マーケティング活動を開始。同時にデータベースの利用環境を整え、早期にサービスを本格展開する方針。