マイクロソフトは3月15日、PC内の情報をファイル共有ソフトWinny経由で外部に流出させるワームAntinnyなどへの対策を強化するため、「悪意のあるソフトウェアの削除ツール」でいわゆる暴露ウイルスを駆除できるようにしたと発表した。
悪意のあるソフトウェアの削除ツールは、マイクロソフトがセキュリティ更新プログラムとともに毎月定期的に提供しているウイルス、ワーム駆除ツール。3月15日の時点で、情報漏えいに関連する43種類の暴露ウイルスを駆除できる。
同ツールで暴露ウイルスを駆除するには、Microsoft Update（またはWindows Update）、自動更新機能、悪意のあるソフトウェアの削除ツールウェブサイト、Windows Server Update Servicesといった機能を使う。マイクロソフトは、PC上で動かして駆除できる単体実行版をウェブサイトで公開している。
さらに、マイクロソフトは、Winnyに関するセキュリティ上の脅威や対策方法などについて、ウェブサイトで情報提供している。
ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)
ランサムウェアの侵入方法はメールやウェブからファイルに移行--2023年の分析から
CEOの一声で定例会議を廃止--Shopifyカントリー・マネージャーに聞くその後
古いノートPCに「Linux」をインストールするには
OpenAI、「GPT-4 Turbo with Vision」を「OpenAI API」で一般提供
3～4月期の繁忙期こそIT管理体制見直しのチャンス！情シス業務を飛躍的に向上させる秘訣とは
DevOpsチームを悩ます監視ツールの拡散、米トヨタがDatadog導入で得た効果とは
最新のリスクマネジメントのカギは、クラウドを活用したデータ保護・復旧の仕組みにあった！
オンラインゲーム成功の鍵を握るデータベース性能、「 Cloud Spanner 」活用の開発ノウハウ
サイバー侵害の特定から封じ込めの対処期間は平均277日、セキュリティ運用変革の「3つのステップ」
注目している大規模言語モデル（LLM）を教えてください
エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信
ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET
Japanをご覧ください。
