ソフォス(アラン・ブロデリック社長)は3月22日、Linux向けウイルス対策ソフト「Sophos Anti-Virus for Linux Version 5.0」を発表した。価格は利用するユーザーごとで個別に見積もるが、100ユーザーで利用した場合の年間のライセンス料金は、1ユーザーあたり3960円。
Linuxに特化したウイルス対策ソフトで、「Red Hat」「SUSE」「TurboLinux」など20種類以上のLinux製品やカスタマイズされたLinuxネットワーク環境に対応しているのが特徴。
OSにLinuxを利用するサーバーやクライアントPC、モバイルPCなどをウイルスから保護する。リアルタイム、オンデマンド、スケジュール設定でのウイルス検査が行え、LinuxやWindowsをはじめとするOSのウイルス、トロイの木馬、ワーム、スパイウェアを検知・駆除できる。
また、除外処理オプションを使って、管理者が検査するファイルのディレクトリ、ファイルタイプ、ドライブなどを指定して、必要ないスキャニングを行わないといった使い方も可能。ウイルス定義は自動的にアップデートするほか、最新のウイルス動向をリアルタイムで管理者に通知する警告ツールも用意する。