経産省、「Open School Platform」の実証実験に「Turbolinux FUJI」採用

ニューズフロント

2006-03-23 14:53

 ターボリナックスは3月23日、京都府京田辺(きょうたなべ)市の小中学校で実施されたオープンソースソフトウェア(OSS)デスクトップ環境の実証実験に、同社のLinux製品「Turbolinux FUJI」が採用されたことを発表した。

 同実験は、経済産業省が推進する「Open School Platform」プロジェクトの一環。公共機関向けシステム開発で実績のある内田洋行が、京田辺市の教育委員会などと共同で実施した。実験期間は2005年9月下旬〜2006年3月中旬。

 京田辺市にある3つの小中学校の生徒1050人が、リサイクルパソコンを含む210台のLinuxパソコンを授業に利用した。参加したのは田辺小学校、草内小学校、田辺中学校。それぞれ算数、社会科、理科、総合学習の時間に、オープンソースのオフィスソフトや画像処理ソフト、ウェブブラウザなどの操作性を検証した。

 また教育委員会によるリモートメンテナンスと訪問サポートを中心に、OSSデスクトップ環境の運用管理体制を構築したという。なおOpen School Platformプロジェクトでは、ほかに岐阜県と茨城県の小中学校が、ターボリナックスのLinux製品を導入している。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]