日本オラクルとシステムインテグレータは3月30日、システムインテグレータの電子商取引(EC)サイト構築ソフト「SI Web Shopping」を、「Oracle Database 10g Release 2」の暗号化技術に対応させたと発表した。
SI Web Shoppingは、ソースコードが公開されているECサイト構築ソフト。携帯電話向けEC機能も備え、10年間で約900サイトに導入されたという。システムインテグレータは、「Oracle Database Advanced Security Option」の透過的暗号化機能(Transparent Data Encryption)を、「ECパッケージとして初めてSI Web Shoppingで採用した」(両社)。
これにより、SI Web Shoppingのオプション機能として提供される暗号化スクリプトを実行すると、データベース内の個人情報データを暗号化できる。その結果、個人情報漏えいリスクの低減が可能となる。
今後、両社はSI Web Shoppingの拡販に向けて連携し、販売促進活動をすすめる。