豆蔵は4月3日、ソフトウェア開発プロセスの標準化の推進により、企業のソフトウェア開発現場を変革することを目的としたシステム開発プロセスの新バージョン「enThologyシステム開発プロセス V3.0」(通称:豆蔵プロセス)および新しいサービス体系の提供を同日より開始することを発表した。
enThologyシステム開発プロセスV3.0は、複雑化、大規模化するシステム開発プロジェクトにおいて、システム企画からシステム構築に至るまでの開発プロセスや開発環境の生産性を、再利用資産の有効利用などにより高める仕組みをenThologyという技術体系として提供するもの。すでに多くの企業の開発標準として導入された実績を持つ実践的プロセスとして提供される。
具体的には、業界標準の反復型開発プロセス(統一プロセス)とCMMをベースに、5年以上に及ぶ豆蔵の経験を凝縮した、オブジェクト指向の開発プロセス(管理プロセスを含む)を提供。最新バージョンでは、特に実適用からのフィードバックにより、テストを含めた品質管理やプロジェクト管理面も強化している。
一方、新しいサービス体系では、組織の開発標準としてのオブジェクト指向に基づく開発プロセス(管理プロセスを含む)に対応することを目的に、標準化のリファレンスとして利用可能な普及版「enThlogyシステム開発プロセス ライト」を19万8000円で提供する。
なお、豆増プロセスのサンプル版を同社ホームページからダウンロードすることが可能。従来から提供されている開発プロセスのテーラリング、導入、トレーニングサービスについても、引き続き新バージョンに基づいて提供される。