ソリトンシステムズは4月4日、統合管理ソフトウェア「e-Care」を4.05にバージョンアップ、Winnyの自動削除を可能にし、同日より販売を開始した。
e-Careは管理用の「Manager」とクライアント用の「Agentソフトウェア」で構成され、クライアントPCにAgentソフトウェアをインストールすることで、PCにインストールされたWinnyを発見し自動的に削除する。Agentソフトウェアはダウンロードによって提供される。
e-Careは、PCやサーバ、ネットワーク機器、プリンタなどから最新情報を自動収集、検索をして、目的にあわせた資産管理台帳を自動的に作成するソリューション。セキュリティパッチが適用されていないPCや、アンチウイルス製品のパターンファイルが適用されていないPCを検索し、設定したスケジュールで自動インストールを実行する。持ち込みPCを自動検出し、担当者にメールで知らせることも可能だ。今回のバージョンアップによって、PC内のWinnyの自動削除も可能となった。自動削除するため検出や通知、削除といった手間を省き確実なWinny対策が行える。
価格はe-Care資産管理機能のManagerが1ライセンス47万円、クライアントPC用のWindows Agentは3000円以下となっており、ボリュームディスカウントも用意される。なお、既存のe-Care 4.0ユーザーは無償でWindows Agentソフトウェアをダウンロードできる。