デル日本法人新社長、「社員に会い、顧客に会うことが最初のミッション」

藤本京子(編集部) 2006年04月05日 20時53分

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 デルは4月5日、3日付けで同社の代表取締役社長に就任したJim Merritt氏の就任記者懇親会を開催した。

 冒頭には、同じく3日付で代表取締役社長を退任した浜田宏氏が挨拶に立った。同氏は、新任のMerritt氏を「新たな頼もしいリーダーがやってきた」と紹介し、グローバルセールス担当としての実績があるMerritt氏がさらに日本市場におけるデルの成長をサポートする力があるとした。

互いにエールを送り合うデル新社長のMerritt氏(左)と、社長を退任した浜田氏(右)

 Merritt氏は、浜田氏のこれまでの功績に感謝の意を述べたあと、「日本はデルにとって世界で3番目に大きな市場であり、非常に重要だ」として、激しい競争に挑む構えを見せた。

 同氏の日本における最初の仕事は「社員に会い、顧客に会うことだ」という。「まず社員が満足の行く環境で働くことで、チャレンジ精神を持ち、しいてはそれが顧客のためになる」と話す同氏は、就任して以来の数日間、社員とできるだけコミュニケーションを取る場を設けているという。

 9年間同社の社長を勤めた浜田氏は、「デルモデル」を日本に浸透させた人物でもある。富士通やNECなどの競合に次いで、デルが国内PCメーカーのシェア3位にまで成長できたことは、浜田氏の力によるところが大きい。

 浜田氏は今後も非常勤顧問としてデルを支援する。今後のデル以外での活動については、「やりたいことがある。日本の産業界に貢献できるような仕事をしたい」と浜田氏。IT業界のトップの転職例としては、2005年5月に日本ヒューレット・パッカードから、他業種のダイエーの社長に就任した樋口泰行氏などが知られているが、浜田氏は「(樋口氏のような)転職は考えていない」と述べた。

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