KCCS、TRUSTe認証シールの取得支援サービス開始--コンサルと脆弱性診断を実施

ニューズフロント

2006-04-19 15:27

 京セラコミュニケーションシステム(KCCS)と日本技術者連盟TRUSTe認証機構(JEF)は4月19日、KCCSがウェブサイトの信用度や信頼度に関するTRUSTeプログラムの認証取得支援サービス「TRUSTe認証取得コンサルティングサービス」を提供すると発表した。

 TRUSTeは、個人情報を扱うウェブサイトの信用度と信頼度を向上させるため、第三者審査機関が審査、認証する世界標準の認証プログラム。現在世界26カ国で展開されており、国内ではJEFが認証団体となっている。2006年3月31日現在521社が採用し、認証ライセンシー数は635ドメインある。

 KCCSは、JEFから認定審査パートナー企業の認定を受け、TRUSTe認証取得コンサルティングサービスの提供を始める。TRUSTeおよびモバイル向けプログラムTRUSTe Mobileの認証シール取得に向け、事前準備から取得までの活動を支援する。TRUSTeは、認証シール取得後の維持、管理に重点を置いているため、KCCSは「取得後の運用も考慮に入れたサポートを実施する」としている。

 取得までのコンサルティングを行う基本メニュー「TRUSTe認証取得コンサルティング」(1サイト当たり80万円)と、ウェブサイトおよびネットワークの脆弱性を診断するオプションメニュー「Web脆弱性診断サービス」(同40万円)という2種類のメニューを用意する。KCCSでは、1年間に約2億円の販売を目指す。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

自社にとって最大のセキュリティ脅威は何ですか

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]