アドビシステムズは4月26日、三菱東京UFJ銀行が2006年3月より運用を開始した法人顧客向けウェブバンキングサービス「BizSTATION」におけるサポートツール「SmartDocuments輸入版」に、アドビのサーバ製品「Adobe LiveCycle Reader Extensions」を含む、Adobe PDFサーバソリューションが採用されたことを発表した。
SmartDocumentsは、これまで顧客が紙で作成作業を行っていた輸出入取引に関わる外為依頼書を、Adobe PDF形式の電子フォームを使用して、PC上で作成を可能にするサービス。紙で行っていた作業を電子文書化できるだけでなく、BizSTATIONを介したデータ取込みなどが可能になる。
三菱東京UFJ銀行では、2005年5月より提供しているAdobe PDFサーバソリューションを採用した「SmartDocuments輸出版」が顧客より高い評価されていることから全面採用を決定。適用業務範囲を輸入取引に拡大した。すでにBizSTATIONを利用している顧客の約9割がSmartDocuments輸出版を利用しているという。