IBMとDassault Systemesは5月17日、Dassault Systemes の「CATIA V5」がFord Motor Companyのフォード・フュージョン・プログラムで活用されていることを発表した。CATIA V5は、フォード・フュージョンのボディ・イン・ホワイトの開発に使用され、Ford Motor Companyのデジタル開発期間の短縮に貢献している。
CATIA V5は、すでに2003年よりフォードに導入されており、フォード・フュージョン、マーキュリー・ミラノ、およびリンカーン・ゼファーの車両プログラムでボディ・イン・ホワイト開発に使用された。
Ford Motor Companyでは、CATIA V5を活用することで、ボディ・イン・ホワイトの幾何学モデリングに対するトップダウンのアプローチを採用できるようになった。
同社では、結合設計プロセスのコンテキストにCATIA V5を導入した結果、幾何学モデリングの時間を大幅に短縮。一方、製品開発プロセスの初期段階における設計の精度および完全性も向上している。