米国食品医薬品局、人材確保にビジネスオブジェクツ製品を活用

CNET Japan Staff

2006-06-05 19:47

 BusinessObjectsは6月5日、米国食品医薬品局(FDA)が同社製品を人事系のBI標準に採用したことを発表した。

 FDAは、約9000人の従業員に関する情報の分析、一般的な人事統計へのアクセス、各人の傾向の把握、潜在的な労働力の課題予測などを行うために、BusinessObjectsのツール群を使用する。

 FDAでは、契約、一時雇用、パートタイムなどの従業員を採用しているが、これらの従業員データを全体的に把握するために、アクセス制限が強固なFDAの人事データベースである「EASE」へ、社内外のデータベースから情報を統合。BusinessObjectsのツールにより、レポート作成や分析を行っている。

 これにより、個人データを深く把握し、公務員の退職、定着率、採用など、今後の人事問題の予測が可能になった。たとえば、今後数年間で定年を迎える科学者数を把握することで、その欠員補充のための新規採用人数を予測し、プランを策定できるようになっている。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

自社にとって最大のセキュリティ脅威は何ですか

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]