タカラトミー、SASによる顧客分析システム導入でマーケティング活動を強化

CNET Japan Staff 2006年06月07日 19時49分

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 SAS Institute Japanは6月7日、タカラトミーが玩具の開発戦略の一環として「SAS BI Server」を導入し、顧客分析システムの本格稼動を開始したことを発表した。タカラトミーは、顧客意識調査などのデータ分析をリアルタイムで行ない、迅速な顧客理解を可能にし、その成果を商品の企画/開発、広告などを含むマーケティング活動、および生産管理に活用することを目指している。

 タカラトミーでは、ウェブサイトや商品のファンクラブサイトより、玩具に対する顧客意識情報をアンケート形式で収集していた。これまで、こうしたアンケート情報は、商品開発や営業などの各部門が、玩具製品ごとにデータを表計算で集計してきた。手作業に頼るため、アンケート集計から分析までの一連のプロセスに数週間かかり、顧客情報を迅速に商品開発や生産計画につなげることが困難だった。

 そこでタカラトミーは、今後も増大するアンケートデータの迅速な処理/活用を可能にし、ユーザー部門が容易に調査結果を閲覧/分析でき、さらに多角的な分析が可能で、かつ短期間で導入できる製品を調査。複数のBIツールやデータマイニング製品と比較した結果、2005年8月に「SAS BI Server」「SAS Enterprise Guide」「SAS/STAT」の採用を決めた。同年9月末に「SAS BI Server」の導入を完了させ、試験的な稼動を開始。2006年4月に本格稼動した。

 今後タカラトミーは、直販店やオンライン店舗からのアンケートデータなど、分析データの対象を増加させ、さらなる商品開発の強化を目指す。また、顧客の購入履歴を基に新商品を提案するリコメンデーション機能など、マーケティング活動を強化する新たな仕組みの開発も計画している。

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