日本ヒューレット・パッカードは6月16日、ネットワーク機能や自動両面印刷機能などを備えた企業向けインクジェットプリンタ3機種を、本日より発売すると発表した。
今回発売されるのは、ネットワーク機能とADF(自動原稿送り装置)を備えたA4ビジネス・オールインワン・インクジェットプリンタ「HP Officejet 6310 All-in-One(以下、6310)」、高速印刷と低ランニングコストを実現したA3プラス対応ビジネス・インクジェットプリンタ「HP Officejet Pro K850(以下、K850)」、同シリーズで自動両面印刷とネットワークに標準対応した「HP Officejet Pro K850dn(以下、K850dn)」の3機種だ。
6310は、10/100Base-TXのネットワーク機能やADFを搭載しながら2万円以下の低価格を実現した、SOHOや小規模オフィスに最適なオールインワン・プリンタだ。従来モデル「HP Officejet 6210 All-in-One」と比べてADFのセット枚数が20枚から35枚に増加しているほか、モノクロで最大30枚/分、カラーで最大24枚/分の印刷スピードを実現。また、再生紙でも高品位な印刷ができる顔料系の黒インクを採用しているのも特徴。 そのほか、光学解像度2400×4800dpiのネットワークスキャナ機能、メモリカードスロットの搭載、ワイヤレスLAN環境への対応、別売アダプタでBluetoothにも対応対応する。HP Directplusでの販売価格は税込1万9950円となっている。
K850は、A4文書でモノクロ2.7円/枚、カラーで10.7円/枚の低ランニングコストに加え、A4文書でモノクロ最大24枚/分、カラー最大21枚/分のプリント速度を実現したA3プラス対応モデルだ。6250枚/月と、十分な耐久性も備えている。
なお、販売は同社のHP Directplusオンラインストア、HP Directplusコールセンター(03-6416-6777)にて行われる。